30代の看護師の転職ポイント
30代の看護師の転職ポイントとは?
ほぼ中堅クラスになる30代の看護師の転職は、20代とは異なり結婚や出産など、
ライフイベントによって働き方自体を見直す動きが強くなります。
30代看護師が求められるもの、転職をする際に、まず考えておきたいことは何でしょうか?
30代の看護師が転職するにあたり、ぜひ知っておきたいポイントをまとめています。
■30代の看護師に求められるもの
一般的な企業でのお仕事と比べると、看護師は30代でも就職の道が開けているといえます。
近年、ますます加速が進んでいる人口の高齢化と、慢性的な看護師の不足により
求人倍率は高いまま推移をずっと続けています。ちなみに2013年時点で3倍ほどになります。
年齢的には厳しくなる点も確かにあります。ですが、一般企業での就職と全く異なり、
ブランクがあろうが、勤務形態が非常勤であろうが、
それ以上に経験豊富な看護師を求める病院が多数あるのが現状です。
また、基礎的な技術を身につけていると思われる30代の中堅の看護師は
即戦力として働くことが可能です。
非常に大変でありますが、そこにやりがいを感じることもできるはずです。
■30代は人生の転機です
看護師以外でもいえることですが、30代というのは人生の転機となる年代です。
単純に年収だけを見て転職先を探すことはあまり好ましくないと思われます。
人生の一大イベントである、結婚や出産・育児など、 自分自身のライフスタイルと
うまくマッチングする職場を探さないといけません。
また、これまで培ってきた経験や技術に安心することなく、
より一層のキャリアアップを目指していくことも必要です。
キャリアアップのひとつとして認定看護師や専門看護師を目指すこともひとつの選択です。
■多様な勤務形態がある
日勤・夜勤がある病棟勤務と外来・初期医療を中心とするクリニックでは
勤務のリズムがまったく違います。
患者さんの家庭へ訪問する訪問看護という仕事もあります。
看護師が働くことができるのはもちろん病院に限られているわけではありません。
常勤が難しいのであれば小学校の遠足やスポーツ大会、
コンサートといったイベント会場に出向いてケガや体調を崩した人を
看護するというイベントナースというお仕事という選択肢もあります。
■それぞれの現場で求められる看護師の力
「クリニックは夜勤がないから楽」とお考えの方も多いかもしれませんが、
それは間違いです。クリニックは病院よりも規模が小さく、
施設内の看護師も数人ということが多いため、
一人の看護師が何役もこなさなければならなくなります。
そのため、深く狭くというではなく、広く浅くというジェネラリストが
求められる現場となり、通常の看護業務から備品管理まで
オールラウンドに業務をこなす必要があります。
■看護専門の転職会社を活用し賢く転職する
30代看護師が求められている職場や年収相場など、
転職で気になるポイントを転職会社に聞いてみましょう。
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