転職会社を利用する以外の看護師の転職手段とは?

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看護師の転職会社を使わずに転職をする場合、

どのような方法があるのでしょうか?

 

ここでは全国のeナースセンターやハローワークをはじめ

看護師転職サイトや知人の紹介など、
それぞれの長所・短所を説明代表的な例をいくつか挙げてみます。
 

看護師の転職活動には、たくさんのルートがある

 

よし!転職しよう!と思ったときに求人を探す手段はたくさんあります。

たとえば、オフの日に学生時代の友人や以前の同じ職場にいた仲の良かった同僚と会って、

相手の勤める職場の話題になることがありますよね。「そんなにいい職場なら、私も勤めたいなあ・・・」

なにげなく漏らしたことがきかっけで、 人事担当を紹介してもらってとんとん拍子に

転職活動が終わったなどという場合、 『友人・知人による紹介』という

名目の転職活動をしたことになります。

 

平成23年度の看護協会のアンケート調査によれば、

【再就職先を探す際に利用した施設等】は、以下のような結果となったようです。

再就職先を探す際に利用した施設等』(平成23年度の看護協会アンケート調査)

  • 1.友人・知人による紹介…26.7%
  • 2.ハローワーク(公共職業安定所)…22.1%
  • 3.求人広告・求人情報誌…14.4%
  • 4.ナースバンク…10.2%

看護師は横のネットワークの広がりがあり、

女性ならではの団結力もありますから、口コミが強いのもうなずけますね。

 

友人や知人による紹介

 

転職会社を使わないケースで最も多いのが、

人づてに求人を知り、転職するという方法です。

先輩や友人の職場の紹介で、人手不足や求職応募を受け付けているというところがあれば、

まずは話を聞いてみましょう。紹介の場合、色々な話も早く、条件面なども比較的相談しやすい

というところが大きなメリットとなります。面接などで志望理由を聞かれたときにも、

「友人にこういうところがいいと聞いた」と自信を持って言えますので、

転職しようとしている看護師にとっても強い動ともなり、

求人側の人事担当にも良い印象を残します。

 

ただ、採用にもタイミングがありますので、自分が転職したいときに必ず人づてで、

そういった職場が見つかるとは限りません。逆に、

あまり良くない噂として聞いていた医療機関が、

実際は自分にとっては良い職場だった、ということもあります。

 

口コミが先入観に及ぼす影響力は思っているより強くマイナスイメージとして残ってしまい、

第一印象はなかなか覆りにくいということはあらかじめ意識しておくことも良いと思います。

 

逆にデメリットとして、友人、知人に紹介してもらった病院は断りにくい、

転職後にもし合わなかった場合、辞めにくいという事が挙げられます。

 

知人に紹介をしてもらった手前、先輩や友人の顔を立てる必要がある

というところは一般の転職とは異なる点となります。

 

転職における鉄板はやっぱりハローワークか?

 

ハローワーク(公共職業安定所)には、多くの求人情報が集まります。

備え付けのパソコンや携帯端末から、条件にマッチした求人だけ

を簡単に取り出せるようになっていますし、

今では自宅からもアクセスすることが可能です。

 

ずっと以前は担当者が不親切とか求人情報があやふやとか、

ネガティブな側面ばかりがクローズアップされていましたが、

現在はそういった古めかしいイメージは払拭され、

昔よりもだいぶ利用しやすくなっています。

 

特に地元での転職を希望する人は、

地元のハローワークで縦断的に求人情報を探しやすいでしょう。

一方で、地域にもよりますが、ハローワークは担当者制を取っていないところも多く、

看護師の求人の扱いに特に慣れていない担当者も多いのが実情です。

 

看護師の転職は条件が多く、時間もかかりがちなのが特徴です。

そういった環境下では、出向くたびに担当者が変わってしまったり、

医療現場にありがちな悩みを共有できなかったりする点は、

ハローワークを利用する際のデメリットといえるかと思います。

 

 

転職に必要な条件がすでに完璧に決まっていて、

自分自身で次々に探していけるという人には、

ハローワークでの転職も成功しやすいです。

 

しかし誰かに相談しながらじっくり探したい、

という人にはあまり向かない場所と言えるかもしれません。

 

都道府県のナースセンターを利用する

 

求人の登録件数や拠点地は、転職サイトや

ハローワークに比べると少ないと言われていますが、

研修会や就職相談会なども行っており、まず気軽に行ってみると良いかと思います。

 

ブランク看護師向けの研修については豊富に揃っているので、

転職活動をしながら基礎技術の点検をすることができ、

ブランク再就職を検討されている方にはお勧めといえます。

 

病院のホームページから直接応募する

 

もう完全に行きたい病院が決まっているケースです。

ただ採用情報を掲載しているところばかりではないので、

採用を受け付けているかどうかは、 実際に聞いてみないとわかりません。

 

 

また、採用したい人物像が病院側でも具体的に明確でないこともあるため、

本人が面接の場でしっかりと自分を印象づけられるように

訓練、努力をする必要があります。

 

看護師の求人広告はこんなところにもある!

 

最近、ドラッグストアや書店の店頭などで、フリーペーパーの求人情報誌が

置かれているのをよく見かけるようになりました。『医療・介護特集!』

という企画が組まれていれば、表紙に大きくタイトルが掲載されるので、

持ち帰ったことがある、という人も多いかと思います。

 

この他にも看護師の募集求人広告は、新聞広告として掲載されることもありますし、

折り込みチラシとして入ってくることもあります。

 

また、医療機関が看板に『看護師募集』と書いているのを

見かけたことがある人もいるでしょう。求人広告のデメリットの一つは、

実質上の仲介者がいないことです。自分でコンタクトを取って条件などを調整して

転職に結び付けなければいけないので、高いコミュニケーション能力が必須です。

 

人事を含んだ総合窓口はたいてい平日の日中しか稼動していませんから、

今現在働いている、という多忙な看護師にとってかなりハードルは高くなるでしょう。

 

よくあるトラブルとしては、最初の約束と違った労働環境や

給与条件になってしまったケースが上げられます。

仲介者や求人そのものに責任を受け持つ人がいない転職活動では、

こういった場合、自分自身で解決しなければならないのもデメリットの一つです。

 

転職会社を活用して賢く転職する

 

圧倒的に売り手市場が続いている看護職ですが、

転職の方法はたくさんあります。 それぞれのメリット・デメリットを押さえながら、

併用するのがベストです。勤務と家庭の両立で忙しい、という人は

最近人気が出てきた看護師求人サイトの利用を視野に入れるのも良さそうです。

 

以下で紹介しているサイトは、求人数(非公開求人)、

キャリアアドバイザー、転職サポートの充実度、ご利用者の満足度などから、

本当におすすめできる看護師転職サイトです。

 

 

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